パリ短歌クラブ
2017年10月12日木曜日
宗近真一郎著『リップヴァンウィンクルの詩学』
宗近真一郎著『リップヴァンウィンクルの詩学』(響文社、2017)が出版されました。『パリ短歌』に掲載された詩論も含まれています。ぜひ書店でお手にとってみてください。
『現代詩手帖』に『パリ短歌2017』が紹介されました
『現代詩手帖』2017年10月号に野口あや子さんが『パリ短歌2017』を紹介してくださいました。ありがとうございました。
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キャンドルが透かす素焼きの磁器に這ふ蔦のわかれの模様のゆらぎ 服部崇
チョコレート中毒男の無精ひげ、群青の瞳とパーカー、歯ブラシ 山口文子
点描派あるいはそれを自称するものたちの筆先に涙を 鈴木晴香
瑠璃色の細き蜻蛉うたふやうに線描をなしあそぶ水の辺 末安美保子
抱きしめてなまへを低くよぶときのきみは前の前の夜の駅 守中章子
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